支えられる側から子どもたちを導いていける側をめざして ――新成人の誓いの言葉
本日9日、第51回摂津市成人祭が市民文化ホールにてとり行われました。
摂津高校和太鼓部の演奏で始まった式典は、市長、議長のお祝いの言葉、新成人への花束贈呈から、新成人の誓いの言葉へと続きます。
新成人の代表の男性は、これまで関わってくれた全ての人に感謝し、こう語りました。
「世界中で今も貧困に苦しむ子ども達のために私たち一人一人は自分でしかできないことが必ずある」
「日本を含めたくさんの国で苦しんでいる未来ある子ども達のために何ができるか必死に模索しながら成長していきたい」
「何者にも代えがたい自分を大切にしながらも、支えられる側から子ども達を導いてい行く側をめざして日々研鑽して行く」
体が弱く父母や医師など多くの人たちに支えられてきた彼の言葉は、とても暖かくそして力強く私の胸に染み込みました。そして同時に、経済効率一辺倒で貧困と格差を拡大してきた政治のあり方にも重要な問題を提起したと感じました。
今年摂津市で成人を迎えたのは850人。そのの中には我が家の息子も。我が家の新成人はこれからどんな人生を歩むのでしょう。楽しみもあり、心配もありが正直なところですが、少なくとも、これからは、この社会で明るい未来を切り開いていく仲間としてともに頑張っていきたい。
50過ぎのおとんも誓いを新たにした成人の日でした。