子ども医療費助成改正案に対する修正動議を提出
日本共産党議員団5人で、今議会に提案されている「議案第80号摂津市子どもの医療費の助成に関する助成に関する条例の一部を改正する条例」に対し、本日修正案を議長に提出しました。
この条例案は、通院医療費助成の対象を所得制限なしで中学校卒業まで拡大するという、市民の願いに応える前進面があります。
しかし、一方で、入院時の食事代助成(260円/1食)は廃止してしまう問題も含まれています。
来年4月から1食360円に値上げされる入院時の食事代がまるまる患者負担となってしまいます。
「対象拡大をした代わりに食事代は自己負担で」ということなのですが、すでに助成対象となっている多数の子どもにとっては負担増のみがのしかかります。
子どもの貧困が大問題になっているもと、子どもの命と健康に関わる入院時食事代の助成を継続をするための修正動議です。
提案者は日本共産党議員だけですが、「趣旨はよくわかる」「個人的には大賛成」「せっかく子育て支援充実の改正案で摂津市をアピールできるのにマイナス面がセットでは残念」「わずかな予算で継続できる。反対はできないなぁ」などと理解をしめされる他会派議員も少なくありません。
修正案の趣旨説明、採決は18日本会議最終日となります。
党派を超えた共同を広げていただきたいと思います。