創作劇「避難ママの選択〜愛する命を守りたい〜」観てきました

知り合いが出演するお芝居を妻と二人で観に行ってきました。
福島原発による放射能汚染から子どもを守るために大阪へ避難してきた家族のお話。

福島から避難するのか、残るのか。。。仕事のこと、家族のこと、子育て、住宅ローンのこと、生活のこと．．．選択するにはあまりにもたくさんの問題がありすぎます。

国や東京電力は住民に真実を知らせず、補償対象地域も放射線量の大小関係なく原発からの距離で線引き。

その中で、子どものことを第一に考え、大阪へ避難してきた避難ママも、いつ終わるとしれない苦しい二重生活。

でも、避難者どうし、支援ボランティアがつながり、困難さを共有しながら、当事者として国や東電を訴えるためにたちあがる。

登場人物それぞれの苦悩と決断、そして人と人とのつながりの中に生まれるユーモアと展望．．．私たちが励まされるお芝居です。知り合いの熱演もすばらしかったです。

それにしてもです。
原発事故の原因究明も汚染水処理や補償、復興が進まない中で、
海外輸出に再稼働をすすめる安倍内閣は、やはり一刻も早く退陣してもらうしかない！