地盤沈下の不安ひろがる!JR東海へ新幹線鳥飼車両基地内の地下水くみあげ計画見直しを!
JR東海 東海道新幹線鳥飼車両基地内での地下水汲み上げ問題。
新聞、テレビ報道にもとりあげられているように、摂津市はJR東海に計画見直しを求めています。
摂津市は、昭和40年代に鳥飼・新在家地域で30〜50センチもの地盤沈下がおき、その原因とされた地下水汲み上げを規制してきました。
昭和52年にJR東海の前進である旧国鉄をはじめ市内70数社と「地下水くみ上げを行わない」とする環境保全協定をむすび、平成11年には「環境の保全及び創造に関する条例」を制定しました。
地盤沈下がおきれば元に戻すことはできません。土地の低い鳥飼・新在家地域は大雨による浸水被害に悩まされてきた地域ですから、これ以上の地盤沈下は市民のいのち・くらしにかかわる大問題で、市民から不安の声があがっています。
市民の生活環境を守ることは摂津市はもちろんのこと、この地域で事業活動を行う企業にも社会的責任があり、これまで、市内事業者はみんな、この協定、条例をまもってきたのです。
一企業の目先の利益追求のために、地域住民の生活環境をこわすようなことがあってはなりません。