真の学力向上へ教職員を増やして少人数学級を求める/2014年摂津市議会第2回定例会・文教常任委員会
6月11日にはじまった第2回定例市議会。
一般会計補正予算案のうち文教常任委員会に付託された案件は、スクール・エンパワーメント推進事業。
大阪府の事業費2分の1補助金(上限150万円)を活用して、摂津市立小中学校の学力向上のために学校や教職員を支援するものです。
具体的には、学識経験者による管理職や学校支援チームに対する支援、授業補助や放課後学習支援を行うスクール・エンパワーメント支援員の配置、学校の学力向上担当者の研修などです。
特にスクールエンパワーメント支援員の学校への派遣は短時間の非常勤ながら、教職員・講師不足で大変な学校現場への大きな支援になるでしょう。
本来ならば、正規教職員を増やして少人数学級を推進していくべきところです。
また、全国学力テストの結果ばかりを気にして(気にするなとはいいませんが)、「なんとしても順位アップを!」を最大の目的にして、テスト対策や学習に困難さをもつ子どもを排除するようになっては困ります。
競争をあおる府教委の姿勢に大きな疑問をもちますが、不十分ながらも子どもたちの基礎学力定着のための現場への人的保障という点で評価し賛成をしました。
次の議会は、23日に議会運営委員会、25〜26日の本会議で一般質問、議案への討論、採決が予定されています。私の一般質問は8番目。おそらく25日の午後3時以降になりそうです。