摂津の自民・公明、維新市民の国保料負担軽減の願いを否決!
今回、久しぶりに長文をアップしました。時間のあるときによんでくださいね。
2月1日に民生常任委員会が開かれ、12月議会に摂津社会保障推進協議会が提出していた「国保改悪につながる『府内統一化』に反対し、国保料の引き下げと減免制度の拡充を求める請願書」の審議と採決を行いました。
議会への請願は住民なら誰でも、1人でも出せる権利ですが、この請願の趣旨に賛同した市民の署名が、1月末に追加された分を含めて2,677人分が添付されています。
私安藤は、山崎議員、弘議員とともに請願提出に必要な紹介議員として請願者に代わって委員会に出席し趣旨説明や質疑応答を行いました。
国民健康保険(以下、国保)は市民の約3割が加入する医療保険でこれまで市町村が直接運営を行ってきました。
国保に加入される方は自営業者さんや小規模事業者で働く人、失業者や高齢者です。加入者の約7割が年間所得200万円未満と低所得者層です。しかも身体を壊し治療を必要とする人が多いことから、国保の財政は、加入者の保険料では賄えません。
国保の加入者は市民の3割と書きましたが、ほぼ全ての市民が会社を辞めたあとなど、いずれは加入することになる社会全体に関わる大事な医療保険制度です。
ですから、国保の法律にも記されているように(国民健康保険法第1条)、国保は社会保障制度であり国や地方自治体が税金を投入して、保険料高騰を抑制したり、医療費の負担軽減の制度を導入したりして国民皆保険を下支えしているのです。
下支えされてはいるものの、その保険料は会社で入っている医療保険と比べるとめちゃくちゃ高いのですよ。
所得200万円で子ども3人の5人家族ですと年間保険料が40万円を超します。なんと所得の2割!
大変ですよ。生活のためにはこのほかに年金保険料、北摂で一番高い上下水道代、電気代などの水光熱費、学校の費用に日々の食事代......
市民の命や健康を守る社会保障制度、国保の保険料負担が逆に市民の生活を圧迫しているのが実態です。
私たちは、国が医療財政を減らしてしまっていることが問題で、もっと国や大阪府が補助金を出して、市民が無理なく払える保険料すべきだ!市の窓口では、保険料の滞納者や負担軽減を求める市民の声を聞き寄り添った対応をすることをいつも訴えています。
摂津市の国保の窓口は、とても親切で、しんどさを訴える市民の相談に減免制度など進んで教えてくれます。(当たり前のようですが、案外できていない自治体は多い。昔の摂津市も良くなかった)
ところが、あろうことか国は財政が苦しい中でもがんばる市町村の国保を、まともな援助をすることなくと都道府県に一元化してしまおうとしているのです。
大阪府は一元化を契機に、市が独自で取り組んでいる保険料抑制や減免制度をやめさせ、保険料を高いところで統一しようとしています。
しかも、その計画を立てていく検討会議には大阪府の方針に賛成するような市町村の代表ばかりが名を連ねているとのことです。
具体的に保険料や納付金がいくらくらいになるのか、そのシミュレーションの数字も示されないままです。
今回の請願趣旨は、摂津市に、そんな一方的で、かつ、市民負担増必至の「国保統一化」には、何としても反対してほしい。2年連続値上げして長年の累積赤字を解消し黒字を積み上げた摂津市の国保料を引き下げて、市民の暮らしを支えてほしい!というものでした。
私はふだんは文教常任委員ですが、請願者の思いを民生常任委員会の議員にわかってほしいと、民生常任委員会のなかの共産党議員である増永さんに資料をもらいレクチャーを受けながら、一生懸命勉強して委員会審議に臨みましたが、私たち紹介議員への質問は増永議員だけ。
自民・公明・維新の議員さん3人(なんと全員私と同期!)からは質問なし。
参考までに招致されていた摂津市国保担当者に数点質問しただけで、市民の切実な願いのこもった請願採択に反対し、否決してしまいました。
署名された市民が傍聴に来られていましたが、ただア然とされたことでしょう。私もがっくりきましたし、民生常任委員で孤軍奮闘した増永議員も怒り心頭💢だと思います。
本当に残念でしたが、この運動は命と暮らしを守る運動ですのであきらめず頑張っていかねばなりません。
国保だけでなく、介護や子育て......人の一生をしっかりサポートする社会をつくる政治をめざしてがんばります。
よし、元気を取り戻してきましたよ!
みなさんがんばろ‼️
動きだした街頭時計--南摂津駅前
1ヶ月以上も「故障調査中」で止まっていた街頭時計がようやく動きだしました。
今朝の駅頭宣伝時、「ようやく動いたね」と何人かから声がかかりました。
大阪モノレール南摂津駅開業から約20年、街頭時計のバッテリー部品の供給はすでになくなり、「特別注文のため時間がかかる」のだそうです。
あちこちに設置されている街頭時計。どれも老朽化が進みます。維持管理や消耗部品のストックなと検討する必要があるのではないでしょうか。
新しい時代をより前へ と誓い合う新春のつどい/日本共産党摂津後援会
党史上はじめて他党の代表が出席し挨拶し、市民と野党共闘の新しい政治を生み出す展望が示された党大会から4日。
摂津の党と後援会新春のつどいに多くの市民が集まりました。
村口くみ子大阪7区予定候補、増永わき市会議員は党大会の疲れからか、体調を崩して欠席しましたが、清水ただし衆議院議員のユーモアいっぱいの国会報告で大いに盛り上がりました。
恒例となりつつある地域、業者、女性の各単位後援会の川柳による抱負等の発表もストレートあり、変化球ありで笑いが会場を包みました。
来るべき解散総選挙、秋の市議選ともにガンバロー‼️
故障調整中はつづく。。。修理部品が調達できない?モノレール南摂津駅前の時計
1月20日午後2時40分、冷たい風と雨の南摂津駅前。
街頭時計の針は片面は9時50分、もう片面は8時5分をさしたままとまっています。
1週間前、このブログに投稿した「故障につき調整中」の張り紙をはったまま、1ヶ月以上放置されている南摂津駅前の街頭時計です。
先週、摂津市役所の担当部長(建設部)に早急の修理を申し入れ、
「来週中には修理します」と回答をいただいていました。
しかし、残念ながら、その約束は守られませんでした。
担当部長がおっしゃるには、修理部品が古く調達に時間がかかっているとのこと。
結局、いつ修理できるのか、わかりませんでした。
世界のパナソニックの街頭時計。
1ヶ月以上も部品が調達できないなんてことがあるのでしょうか?
たしかに設置されてからほぼ20年。
時計自体古くなっているのでしょうが、公共の空間に行政が設置している時計の維持管理ができないなんておかしいですね。
多くの市民のみなさんから、
「いつまで放置しておくんだ!」
「だらしがない!!」
「摂津市はやる気がないんじゃないか!!!」
と怒りやあきらめの声があがっています。
故障と修理が長引く原因、修理完了のめどなど
早期に明らかにするよう、あらためて担当部長に申し入れました。
生活のなかにスポーツを!気軽に楽しめる地域スポーツクラブ
運動不足の鈍った体をなんとかしたいなあ!
スポーツでいい汗流したら気持ち良いだろうなあ!
と思っていた40代も後半にさしかかっていた4年前、摂津市に総合型地域スポーツクラブ「せっつブルーウィングス」が誕生しました。
さまざまなスポーツの機会を安価に提供してくれるこのクラブには、学生時代にやっていたバドミントンもあり、しかも比較的時間がとれる水曜日の夜に教室を開いていたので、入会して参加するようになりました。
日頃流す冷汗や脂汗とは全く質の違う、あゝ、まだ私にもこんなキラキラした(笑)汗が流れるんだと大感動したことを覚えています。
28日の夜は、設立5年が経過(6年目から補助金がなくなるそうな💦)するクラブの現状と課題についての説明会兼懇親会があり参加してきました。
子どもから高齢者まで継続して気軽にスポーツを楽しめる社会づくりのため、国の政策として全国各地に作られている総合型地域スポーツクラブ。誰もが気軽に参加できるようにするために、利用料は極力安く抑えら必要があります。TOTOの収益を財源に補助金がでるのは当然のことだと思います。
ところが、2020年の東京オリンピックが決まってから、当初から予定していた補助金は半分以下に減らされてしまいました。
オリンピックは楽しみですが、そのためにスポーツ基本法や振興計画にうたわれた国民生活の中に気軽にスポーツできる環境を作るためのクラブ補助が減らされるのはおかしいなと思います。
ましてや、準備段階から不透明なお金の使い方や無駄使いなどで問題になっている今の東京オリンピック。
説明会では、摂津市のスポーツ施設の管理委託収入と利用者負担増で減収分を補っていくことが報告されました。
国のやり方には腹が立ちますが、せっかく生まれ発展してきたクラブを継続するためには仕方がないことかもしれません。
というか、やはり大元にある国の政治をかえ、豊かなスポーツ政策を実現させなければならないですね。
懇親会では、コーヒーとお菓子をいただきながら、太極拳の演武、バイオリンとビオラの演奏で楽しませていただきました。
「故障調整中」で1ヶ月以上放置の駅前の時計
1月12日木曜日朝8時、定例の南摂津駅の朝宣伝終了後の写真。
なにかおかしい。。。。。
大阪モノレール南摂津駅まえの街頭時計は1ヶ月以上狂ったままです。(まるで地球の裏側の時刻を刻んでいるような狂い方です)
数ヶ月まえ、2〜3分遅れていたため市担当者に連絡して直してもらいました。
今回は「故障中につき調整中」の貼り紙が貼ってあるので、管理者は当然把握しているはずで、すぐにでも「調整」が済み、正しい時刻を刻み出すものと思っていましたが、待てども暮らせども「調整中」!
ついに、先日の朝宣伝時、「なんとかして下さい」「だらしがない」「やる気がないのか」と声が上がりました。
「調整中」とは「放置します」という意味の役所言葉なのか......なんて言われかねません。
行革で減らされた少ない人員で、増加する多様な業務に取り組んで頑張っている市の職員さんたちの日頃の努力が、こういう些細なことで吹き飛んでしまいます。残念です。
どうしても修理に時間がかかるなら「調整中」の貼り紙で放置するのではなく、故障原因や修理に時間がかかる理由や目処を記してほしいものです。
この件は、本日、市の担当部長に要請をしました。
支えられる側から子どもたちを導いていける側をめざして ――新成人の誓いの言葉
本日9日、第51回摂津市成人祭が市民文化ホールにてとり行われました。
摂津高校和太鼓部の演奏で始まった式典は、市長、議長のお祝いの言葉、新成人への花束贈呈から、新成人の誓いの言葉へと続きます。
新成人の代表の男性は、これまで関わってくれた全ての人に感謝し、こう語りました。
「世界中で今も貧困に苦しむ子ども達のために私たち一人一人は自分でしかできないことが必ずある」
「日本を含めたくさんの国で苦しんでいる未来ある子ども達のために何ができるか必死に模索しながら成長していきたい」
「何者にも代えがたい自分を大切にしながらも、支えられる側から子ども達を導いてい行く側をめざして日々研鑽して行く」
体が弱く父母や医師など多くの人たちに支えられてきた彼の言葉は、とても暖かくそして力強く私の胸に染み込みました。そして同時に、経済効率一辺倒で貧困と格差を拡大してきた政治のあり方にも重要な問題を提起したと感じました。
今年摂津市で成人を迎えたのは850人。そのの中には我が家の息子も。我が家の新成人はこれからどんな人生を歩むのでしょう。楽しみもあり、心配もありが正直なところですが、少なくとも、これからは、この社会で明るい未来を切り開いていく仲間としてともに頑張っていきたい。
50過ぎのおとんも誓いを新たにした成人の日でした。